お見合いはうまくいく。相手からも好印象で、無事に「仮交際」に進むことができる。 しかし、なぜかいつもそこから関係が進展しない。
- 1回か2回デートはできても、3回目に繋がらない。
- LINEのやり取りは続くけど、当たり障りのない会話ばかりで距離が縮まらない。
- 気づけば相手から「交際終了」の連絡が来て、また振り出しに戻る…。
もし、あなたがこの「仮交際の壁」に何度もぶつかっているのなら、それはあなたがお見合い後のデートで、異性として意識させるための決定的な行動ができていない証拠です。
「仮交際」とは、あくまで「お友達期間」。ここから「結婚を前提としたお付き合い」である「真剣交際」に進むためには、相手の女性に「この人といると楽しいし、安心できる。そして、何よりドキドキする」と感じてもらわなければなりません。
この記事では、「仮交際」で終わってしまう男性に共通する特徴を明らかにし、お見合い後の初デートから「真剣交際」というゴールテープを切るための、具体的な3つのステップを徹底解説します。
なぜあなたは「仮交際」の壁を越えられないのか?
ステップ論に入る前に、まず「仮交際止まり」の男性がやってしまいがちな行動パターンを理解しておきましょう。
- 特徴1:デートが毎回「お見合いの延長戦」になっている 初デートでも2回目のデートでも、毎回カフェやレストランで1〜2時間、仕事や趣味の話をするだけ。これでは、お見合いで話した内容を繰り返しているだけで、関係は一歩も前に進みません。
- 特徴2:「いい人」に徹しすぎて、異性として見られていない 相手に嫌われたくないあまり、常に受け身で、女性に気を遣いすぎる。その結果、「優しいけど、つまらない人」「一緒にいてもドキドキしない人」という印象を与えてしまい、恋愛対象から外されてしまいます。
- 特徴3:関係を進展させる「合図」や「行動」を起こせていない LINEの頻度を上げたり、少し踏み込んだ話をしたり、そして何より「真剣交際」に進みたいという意思表示(告白)をしたり…といった、関係を次のステージに進めるための行動が怖くてできていない。女性側も「この人、私のことどう思ってるんだろう?」と不安になり、見切りをつけてしまうのです。
これらの特徴に心当たりがあるなら、大丈夫です。次の3つのステップを意識するだけで、あなたのデートは劇的に変わります。
「真剣交際」に繋げるための3つのステップ
ここからは、お見合い後の初デートから真剣交際に至るまでの具体的なステップを見ていきましょう。それぞれのデートに「目的」を設定することが重要です。
ステップ1:初デートの目的は「2回目に繋げること」ただ一つ
お見合い後、最初のデートは非常に重要です。しかし、ここで気負いすぎる必要はありません。初デートの目的は、「お見合いで抱いた好印象が間違っていなかったと確認し、2回目のデートの約束を取り付けること」、ただこれだけです。
- 場所と時間: ランチやカフェで1時間半〜2時間程度がベスト。いきなり長時間のデートは、お互いに疲れてしまいます。「もう少し話したいな」と思わせるくらいが丁度良いのです。
- 会話の内容: お見合いで話した内容をさらに深掘りしましょう。特に、お相手の趣味や好きなことについて、楽しそうに質問するのがポイントです。「〇〇(趣味)を始められた、きっかけは何だったんですか?」など、過去の経験に触れると、よりパーソナルな話に発展しやすくなります。
- ミッション: デートの終盤で、会話の流れから自然に次の約束を取り付けます。
(次の約束を取り付ける会話例) あなた:「〇〇さんの好きな食べ物、イタリアンでしたよね。今日お話ししてみて、本当に楽しかったので、もしよかったら次は美味しいパスタでも食べに行きませんか?僕、〇〇駅の近くに気になるお店を見つけたんです。」
このように、①相手の好きなものを覚えておく、②具体的な提案をする、という流れで誘うことで、お相手は「私のことを考えてくれている」と感じ、OKしやすくなります。
ステップ2:2〜3回目のデートで「友達」から「特別な人」へ
2回目、3回目のデートは、「仮交際」において最も重要なフェーズです。ここで、ただの「いい人」から「恋愛対象になるかもしれない特別な人」へと、あなた自身のポジションを格上げする必要があります。
- デートプラン: 食事だけのデートから卒業しましょう。「体験の共有」を意識するのがポイントです。水族館や美術館、動物園、少し景色の良い公園を散歩するなど、二人で同じものを見て、同じ体験をすることで、自然と会話が生まれ、一体感が生まれます。
- コミュニケーション: LINEの頻度を少し上げてみましょう。デートの時だけでなく、「おはようございます」「お仕事お疲れ様です」といった短い挨拶を毎日送ることで、あなたの存在を日常的に意識させることができます。
- 距離の縮め方: 少しだけ、結婚観や恋愛観に触れてみましょう。ただし、重くなりすぎないのがコツです。
(距離を縮める会話例) あなた:「水族館のイルカショー、すごかったですね!ああやって一緒に楽しめる時間っていいですね。〇〇さんは、もし結婚したら、休日はどんな風に過ごしたいとか理想はありますか?」
このように、デートでの楽しい感情をフックにして、自然な流れで将来の話に繋げることで、お相手も「この人との将来」を具体的にイメージし始めます。
ステップ3:「告白」で関係を確定させる
3回〜5回ほどデートを重ね、お互いに良い雰囲気だと感じたら、いよいよ「真剣交際」への申し込み、つまり「告白」のタイミングです。男性側から、はっきりと自分の気持ちを言葉で伝えることが、女性への最大の誠意です。
- タイミング: 3〜5回目のデートの帰り際など、その日のデートが盛り上がったタイミングがベストです。
- 場所: ガヤガヤした場所は避け、少し落ち着いて話せる場所を選びましょう。
- 伝え方: 遠回しな表現や曖昧な言葉はNGです。「結婚を前提に」というキーワードを入れ、真剣な気持ちをストレートに伝えます。
(告白のセリフ例) 「〇〇さんとこれまで何度かお会いして、一緒にいる時間が本当に楽しくて、心地よいと感じています。あなたのことを、もっと深く知っていきたいと思いました。結婚を前提として、僕と真剣にお付き合いしていただけませんか?」
この言葉を伝える勇気が、あなたの婚活を次のステージへと進めます。
まとめ:勇気ある一歩が、未来を変える
「仮交際」から「真剣交際」に進むための3つのステップを振り返ります。
- 初デート:2回目に繋げることだけを考える
- 2〜3回目デート:「体験の共有」で特別な存在になる
- 告白:勇気を持って、ストレートな言葉で気持ちを伝える
このステップは、いわば婚活における王道のルートです。しかし、頭で分かっていても「どのタイミングで告白すればいいか分からない」「デートプランを考えるのが苦手だ」と、一人で実践するのは難しいと感じる方も多いでしょう。
そんな時こそ、私たち「結婚道場」の師範(カウンセラー)を頼ってください。 私たちは、あなたの性格やお相手のタイプを分析し、あなただけのオーダーメイドの戦略を一緒に考えます。LINEの文面一つから、告白のタイミングや場所、そして言葉選びまで、あなたが自信を持って行動できるよう、あらゆる側面からサポートします。
「仮交際の壁」は、一人で乗り越えようとすると高く感じますが、信頼できる伴走者がいれば、必ず越えられます。その壁の向こう側にある、最高のパートナーとの未来を、私たちと一緒に掴み取りにいきませんか?